修理
ダイハツタントの再修理
再修理が難しい。
ダイハツタントの左スライドドア、左クオータの修理です。
写真で損傷を見た時に嫌な予感がしました。タイミング悪く中古部品もなく修理する方向で決めましたが一度修理した痕跡がやはりありました!
前回修理した人も苦労したのでしょう。板金する為に色を剥ぐのですが、削っても削っても鉄板が出てこない!!
半端ない量のパテが入ってました。
軽自動車は特にパネルが薄いので板金の段階でしっかり形状を戻さないとパテの応力でどんどん凹むんです。凹んだ上に更にパテをどんどん追加するのでこのような事態になったのかと思います。
当店では、もう一度再修理が出来るように修理します。
その為にはしっかり鉄板を戻す必要があります。
きっと何か事情があったのかそれとも技量の問題なのかはわかりませんが、塗装が入ったらわからなくなってしまうのが板金の作業です。
見えない場所こそ後から処理出来ないのでしっかりした作業が必要です。
その為にそれなりの金額になってしまいますし、時間もかかります。
昨今の物価高や職人不足、いろいろな背景がこのような修理に繋がる要因の一つかもしれません。
お店選びは慎重にしましょう!


